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    研究室運営について

    理念:当研究室は「機械工学に立脚したマイクロ・ナノ加工技術を活用して、いかにライフサイエンス分野にブレイクスルーをもたらすか」を念頭に、学際領域の研究をおこなう「研究チーム」であることを目指しています。

    我が国では、高度経済成長期を経て拡大してきた重厚長大産業や高度情報化社会により、終身雇用・年功型賃金を通して我々の安定した生活が確立してきました。また、少子高齢社会が叫ばれて久しく、それと共に先進・高度医療が広く普及することで、日本は平和と長寿の国として位置づけられてきました。しかし、科学技術政策においても、大学における研究においてもこれまでのアプローチを続けることで、我々は安心・安全な生活をこの先も続けていくことができるのでしょうか。

    当研究室では、我々の強みであるマイクロ・ナノ加工技術に立脚したライフサイエンスの研究課題を設定し、異分野にブレイクスルーをもたらすことにより、社会における諸問題の解決を目指します。同時に、このような学際的な研究に果敢に挑戦する人材を育成することで安心・安全な社会づくりに貢献し、学術的には既存の機械工学や物理工学といった学問領域を尊重し活用しながら、異分野融合により新たな学問領域を創出することを目指しています。

    短期的な目先の成果や利益にとらわれず、将来の安心・安全な社会に貢献する科学技術の発展を共に担うメンバーにご参画頂き「研究チーム」を編成したいと思っています。学部生、大学院生、ポスドク、技術補佐員、共同研究者など様々な立場から、このような趣旨にご賛同頂き、当研究室の活動にご参加、ご支援頂きますようよろしくお願い申し上げます。

    学生の教育方針:研究型総合大学である京都大学の一研究室として、世界で認知・評価される研究を推進できる「研究チーム」であることを目指しています。このため、ワールドクラスの研究活動を通した教育を実施することで、学生には骨太の科学的知識や論理的考察・洞察力を身につけてもらい、アカデミアに限らず様々な分野においてリーダーとなる素質を備えて巣立ってもらうことを期待しています。具体的には、「当研究室を志望するすべての皆さんへ」をご覧ください。